このページでは、講師の由恭が川窪さんのトレードを見て学んだこと、少額トレードの極意をまとめてお伝えします。
【初めに】
まず僕はトレードを初めてから4年間たまたま勝っても速攻溶かしてを繰り返す典型的な負けトレーダーでした。
まずその時は水平線とトレンドライン、FX考察系のYouTube、Twitterの先出しをみてトレードする養分でした。
今思うと負けて当たり前です。
よくそんなしょうもないものでトレードしてたなと思います。
取引はできるけど分析など全く何も出来ない自分が、何故今ではまともに分析できるようになって勝てるようになったのか。
そんな僕が川窪さんのトレードを1年弱ずっとみ続けて、勉強し続けて感じたことを共有します。
まず川窪さんが話をしている中でラインはわかるけどフィボナッチ、エリオット、フラクタルって何?ってところから始まりました。
まずこの基礎がわからない人はどんな方法でも頭に入れ込む必要があります。
あんまりわからない、ちゃんと説明できないって人は説明できるようになってください。
人に説明できるようにならないと自分が理解していないと一緒なのでトレードでは勝てません。
話はそこからです。
その中でも大事なのは・・・と言いたいところですが、全てが大事すぎるので、全部何がなんでも頭に入れてください
わからなければOCで質問して下さい。
勝ちたければまずここを理解することです。
【内容】
それを踏まえた上で川窪さんのトレードを見てきて感じたことを伝えます。
川窪さんは少額から一気に増やしていますが何故そういうトレードをすることができるのか?
それは一連のエントリーから決済までを
1セット
として考えているからです。
エリオット、フラクタルがわかる人ならエントリーからゴールまで考えることができます。
そこで自分の証拠金に対して乗せれるリスクを負ってエントリーをする。
自分の考えと違えば損切りで入り直す。
初心者の方や負け続ける人は自分の証拠金に対して
どのぐらいのポジションを持っていくのか
エントリーから決済までどのようなシナリオを立てていくのか
というのをイメージできていないため為、逆行した時にナンピンをしてしまって大きい含み損を抱えて結果的に切れずにロスカットになる。
そんな失敗を何度も何度もしていると思います。
僕もそうでした。どこかで自分が考えてる方向に進むだろうでナンピンをしてしまうんです。それではいつまで経っても勝てません。
フラクタルがわかる人にはわかると思いますが、
例えば4Hが下落3波目の時に、15mの内部エリオットでも下降3波の時などはえぐいぐらい伸びます。
こういう相場の見方が基本になります。
言葉だけでは難しいかもしれませんが紙に書いてでもイメージしてみて下さい。
自分がどこの波をトレードするのかがめちゃくちゃ大事だという事を僕らの考察みていて感じると思います。
それを踏まえて自分が取る波を最大限のリスクを負って利益をとりにいくことが大事になります。
fxには絶対は無いですし僕らでも負けることもあります。
ただその負ける回数を極限まで減らして確率で勝っていってるということです。
例えば下記の画像は川窪さんの実際のビットコイントレードです。

安値を切り下げて底をつけた点から一気に前回高値を更新しにいきました。
そこで推進方向にリトレースを引くことで次どこからエントリーするか考えられます。
下落の戻り61.8で動きが止まっていた為成り行きでポジションを積み上げて161.8ないしは138.2までを目指すトレードで一撃を獲得しています。
常に川窪さんのトレード画像を見ているとN、逆さNの形でトレードしていることがわかると思います。
その中の3波をとりにいくトレードだからこそ火柱のたったところから、走っているところで突っ込むのではなくてNの戻りを意識している。
Nの戻りはフィボナッチを用いて算出しています。
リスクを背負いながらでも常にリワードが良い場面でしっかり利益を乗せていることがわかると思います。
何度も言いますが、自分が思っているシナリオが崩れたらその時点で損切りです。
必ず徹底しましょう。
上記はメチャクチャ重要な極意の部分なので繰り返し読んでください。
金額はなんでもよくて2万円×5セットとして考え自分が建てているシナリオパターン38.2から161.8までとったら十分な利益が得られます。
ただ、逆行したらゼロカット。
だらだらと含み損をもって、シナリオが崩れたのに心臓バクバクさせながら耐える必要がありません。
ゼロカットになったらまた2万円2セット目。
自分のシナリオ通りに行くことがあれば2万円の負けなど一気に回収していける。
皆さんは建てているシナリオに対して損切りができないから大負けに繋がってしまうんです。
5セットの中で1回でもシナリオ通りに行けば全て回収。
プラス、それ以上の利益は取れるという形です。
2万円×5セットと考えて、全部の資金で10万円。
しかし、その中でどこかでシナリオがはまれば2万円→50万円などに化けるということ。
下記にもいくつか実際のエントリー例を載せるので、
N,逆さNを意識してみてみてください。










どうでしょうか?
逆張りではなく相場の動きに合わせた順張りで追っていっているのがわかりますか?
しかも、内容的にはほぼ同じやり方で一貫しているのがわかるはずです。
上記の例は少しレベルが高いトレードではありますが、
考え方はこの「セット」の考え方ということです。
◆川窪さんのトレードスタイルはセット数の確率論です。
それが5万円でも10万円でもやることは一緒でその金額に対して最大値のリスクを負ってエントリーをする。
トレードが終わったらそれ以上の証拠金を入れずにまた低資金からシナリオ通りトレードする。
それが出来ずにガシャガシャするからマイナスが膨れ上がってしまうのが現実でそれに加えて利益を伸ばすことができない。
トレードの精度を上げる為にもシナリオを建てて
ゼロカット=強制的に損切り
の感覚でエントリーをする
100万円で5万円負けるのと5万円で5万円負けるのは一緒です
ただ、そこでリスク許容度をどれだけのレベルにするかが問題になってきます。
1セットの限界値というものがあって例えば38.2から161.8までの下落を取るなら161.8まで行ったらそこで終了。
それ以上は追わないそれが138.2でも良くて自分が決めている位置まで伸ばし切る。
川窪さんのトレード履歴画像を見ればわかりますがそういうことになります。
だからzoom中でもOCの分析画像でもエントリーしているときには必ず蓋とか支えてるとかそういう言葉があってそこからエントリーしてます。
それが出来ないのであればわかるまでトレードしない方がいい!
目的地まで徹底的についていって逆行したらゼロカット。
その確率で成功していっているイメージです。
【川窪さんの思考(原文)】
1トレードでの確率論ではなく入れている証拠金の中で1セットでの確率論で考える。
更にその証拠金の1トレードには一貫性があり、その1トレードには良いところから入れた場合、悪いところから入った場合どちらにも限界値がある事を理解しましょう。
更にその1トレードに最大リスクを取る事
仮に上だと決めた場合、逆行して背を割れた場合、当初の背を逆にすぐさま転換出来るかもNY時間のトレンドでは見極めはかなり重要であるということ。
この時に当初は上だと思っていた頭のイメージを背を割れた時に直ぐに切り替えられるかどうか。
NYのトレンドは他の時間帯に比べて騙しが少ない。
単純にNYで騙し合いに2〜3回あった時は静観するしかなくなると言う事です。
しかしトレンドが出てしまえばこっちのもの。
その中で最近はトレンドが継続しない風潮にある事を念頭にスイッチを早くする事、この切り替えは今まで皆んなが考えていた逆張り脳に近いため最初は困惑すると思います。
ただ、逆張ると言う事はそこに至るまでの相場のプロセスが重要。
なぜ、ビタビタで逆張りを選択肢に入れたのかはそこに至るまで相場が買い下がったり、売り上がったりしている局面が必ずあるからです。
損小利大という言葉があるが、これはあくまでも結果論。
実際には損して得取れがFXである。それをセット単位で考えてみましょう!
1セット目で大きく負けた後、大抵相場はその後から戻ってくる事が多い。
その時に2セット目への備えが出来ていれば直ぐに切り替えて攻める事が出来ます。もちろんこれは1セット目を負けていないと2セット目の追いかけっこは出来ない事になります。
1セットの負け分は2セット目で充分取りに行く事が出来るのがFX です。皆んなは手出しが早くて狩られた後に何もしなかったから負けていた事があったと思います。
もしくは1セットという概念ではなく1トレードというだけの概念でそれでは美味しいところを自ら失っている事に気付くべきです。
ここで言うセット毎の確率論というのは皆んなが同じではなく当然、個体差がある。
見る目に長けた人は当然確率論は上がる。今まで負けて終わりの人は確率論の線上にも立てていないという事になる。
最初から負けを当たり前に考えるのではなく、今自分にできる最善策の結果がその後の確率に大きく影響している事を忘れてはいけない。確率を向上させるのは間違いなく日頃の相場観からです。
目を養い経験を得る。
相場から金を奪うチャンスだけは皆んな平等になっているから、そこの考え方だけ。
必ず少ない資金から徹底して増やしたお金をセット毎にやり通すのが大事でそれが出来ないとただのギャンブルになってしまいます。
1万円×5セットでも
5万円×5セットでも
100万円×5セットでもどの金額でもやることには変わりないです
ただ、大きい証拠金というリスクの中でその分利益は莫大に取りに行くイメージ。
◆最後に◆
川窪先生は波打ち際というものを意識してみていて、最初はなんにもわからないものですが、例えばトレンド転換や反転プライスアクションが行われるような場面を眺めるだけでも相場の勉強です。
そこの波打ち際というものを理解できるようになるだけでもトレードで勝てるようになります。
何言ってるんだこの人達はってなるのは当たり前ですが、そういうことも自分の感覚の中に落とし込む必要はあります。
まぁいきなり離岸流に巻き込まれて資金飛ぶこともあるのが相場ですが、以上のことを踏まえて考える為セット毎にトレードするというのが大事になってくると言うことです。
思いもよらない展開になった時に大ダメージにならないようにする為にも資金の分割が必要ということですね!
以上のことを意識しながら日々のグループでの発信に目を向けてみてください。
より理解が深まり、今何を狙おうとしているのか、
そして今は待つときなのか攻めるときなのか、
その呼吸の部分を感じ取ってトレードを近づけていきましょう!