2.基本波形パターン

ではここからはエリオット波動の基本的なパターンをまとめていきます。

エリオットはその形によって呼び方が複数あります。

上図の中で「インパルス」「ダイアゴナル」が基本の形2種類になります。

修正波の3つの分岐に関しては後ほど説明します。

上図では推進波から2つが分岐されていますが、もっとシンプルに下図のように認識してください。

.

【インパルス】

インパルスとはこのように、

『1波の高値を4波の安値が下回っていない形』となります。

これが一般的に広く認識されているエリオットの形で

このインパルスの形になると5波は3波の高値を超えてしっかりとした全体5波を形成して1つのエリオットとなることが多いです。

.

よくネットなどにはエリオットは

『必ず1波の高値を4波の安値が下回っていない形になる』

と書いてあるものもありますがそれは間違いです。

あくまで下回っていない形を「インパルス型」と呼ぶだけで、

実際の相場では4波の安値が1波の高値を割り込んでくる場面も多数あります。

それが次のダイアゴナルです。

.

【ダイアゴナル】

図を見ていただくとわかるかと思います。

『1波高値を4波安値が割り込んでいる』形になっています。

これもパターンとしてよく出ますのでこの違いをまず認識してください。

そして、ダイアゴナルは1波と3波の高値を結んで、2波と4波の安値を結んで線を引きます。

その線の先端が閉じてきている→収縮型ダイアゴナル

その線の先端が開いてきている→拡大型ダイアゴナル

と呼びます。

.

そして、ダイアゴナルでは5波の終着予想がパターン分けできます。

2番目の図の①が一般的な目安となり、

これは収縮型のダイアゴナルですね。

この場合、1波と3波を結んだ線の延長が5波の終着点目安となる、というものです。

.

②は一旦飛ばして、③は拡大型ダイアゴナルですね。

拡大型の場合は5波は基本的には1波3波延長ラインまでは到達しないことが多いです。

逆に言うと、到達することがあるとしたらそれはだいぶ伸びきっているとも言えるので5波終着により期待が持てます。

.

②に関しては、収縮型ではあるのですがそもそもとして3波の高値を5波が超えられなかったパターンです。

これを、高値抜け失敗の形として『フェイラー(failer)』と呼びます。

.

残念ながら、フェイラーになるのか、高値を抜けていくのかを事前に完璧に読み切ることは難しいです。

そのためフェイラーになるのか、3波の高値を超える波形になるのかはその都度相場を見て適切に立ち回っていく必要があります。

この辺りは一般論では説明できないので是非日々のZOOMでリアルの相場を通して学んでください。

.

ちなみに、フェイラーの形はインパルスでも起こります。

この時の判断材料としては、5波の上昇の中の「内部波動」を見て、

そこで内部5波動が発生している状態で、内部5波目で予想できる終着点が大きな3波の高値を超えられないだろう、という場合はフェイラーとなると予想ができます。

この「内部波動」に関してはまた別の回で詳しく説明していきます。

.

今回の内容をまとめると、まず覚えておいてほしいのが

・インパルス

・ダイアゴナル

の2パターンがあるということと、

その両方には3波の高値を5波が抜けられないフェイラーという形があり得ること。

.

そしてダイアゴナルには収縮型と拡大型があるということです。

.

ここまでしっかりできましたら次に進んでください。

次は最初の画像にあった修正波に関して説明していきます。

1.エリオット波動とは?

極サロンでは「エリオット波動」という考えをメインとして使っています。

この項目からエリオットについて1から解説していきますので

何度も繰り返し見て前提知識の部分をマスターしてください。

その上でZOOM勉強会に参加いただくことで理解がより深まります。

まず、エリオット波動の形から説明します。

上図が一般的な、基本中の基本の形となります。

赤の1,2,3,4,5で1サイクルの上昇波形を意味しています。

そして、5波形成が終わると、そのあとは青いA,B,Cのような下降波が来て

波形を調整してくる動きが出ます。

上昇トレンドの場合は上図のような波形になることが多く、

下降トレンドの場合は逆になり、下に向かって1,2,3,4,5の5波が来て、

そのあと上昇のA,B,C波で調整してくるイメージになります。

そして、上の上昇トレンドの図を再掲します。

こちらの図の1,2,3,4,5の5波に関して詳しく見ていきます。

このように、5波の中の上がっている波形(1,3,5)に関しては「推進波」と呼び、

下げている波形(2,4)に関しては「修正波」と呼びます。

意味は名前の通りで、推進波はトレンド方向に対して進んでいくトレンド追従の動きとなります。

修正波はトレンドに逆らう形だけど、その前の推進波の動きを「調整」しに来る形で調整波無くして推進波はありません。

1波の後に3波、5波が来るためにはその間に必ず2,4波が入る必要があります。

この前提を必ず意識しておいてください。

なので、これからみなさんはこの「1,2,3,4,5」波のカウントを正しく取る練習していくことになります。

少しまた別の回で紹介する言葉がいくつか載っていますが、実際の相場にてカウントを取ったらこのような形になります。

※4の修正波はもう少し左の最安値をつけた谷で良いとは思います。

このように、実際の相場でどれが推進波なのか?どれが修正波なのか?

を常に意識するクセをつけてください。

上記はあくまでこの一場面にすぎず、相場は生き物で様々な波形を作ります。

しかも、上記は5波全てが終わった状態ですが、私たちが考えていくのは、

「2波が終わった後の3波開始地点や3波終了地点」

「3波が終わった後の4波でのエントリーポイント」

「4波終了地点の予想から5波のトレンドフォローエントリータイミング」

などです。

これがとても難しいことであり、完成したエリオット波形をいくら見ても

実際の相場ではそう簡単にはいきません。

それらを判断していくための基礎知識を引き続きお伝えしていくので、

このまま次のページへ進んでください。

次回は、

「基本波形パターン」

についてです。

チャートパターンの紹介

②大魔神さんによるまとめ

川窪先生の講義の中で話があったゾーン(BOX)での考え方をまとめてみました。
勉強会スタート時に「下が硬いのでロングを考えている」コメントがありました。
どうしても逆張り脳の方は急激に下げてきて反発したのを見ると値ごろ感からロングしたくなってしまいます。
私がチャートに書き込んだ市場心理はこうではないかな?というものを見て逆張り脳を流れに逆らわない順張り脳になるきっかけにしていただきたいです!

上記のキャプチャーは勉強会が始まった時のものです。 こちらは閉場までのチャート。ちゃんと方向つかんでいればもう二段下まで取れてます!

ちなみにV字回復するようなチャートになるときは反発して最初のローソク足一本で長い陽線を付けます。そういう動きを見てからロングでも十分値幅を取れますし、担がれる確率も低くなります。FXは値幅を取ることを考えるのも大事ですが、負けるエントリーを減らすことを考えるのも非常に大切です。この両方ができるようになると勝が続いていくようになります!